Lambda関数の環境変数
Lambda関数の設定変更は、Lambda関数ごとに固有の環境変数によって行います。
Lambda関数の設定画面を開くと、環境変数ウィジェットがあります。ここで環境変数を管理できます。

環境変数の名称はすべて大文字で指定します。
保存ボタンを押すと、設定は即座に反映されます。
設定値一覧
| 環境変数 | 内容 |
|---|---|
| QUALITY | 画質を指定します。low、high、mediumのいずれかを指定できます。デフォルトはmediumです。画質の調整 |
| JPEG_QUALITY | Jpegファイルに関する画質を指定します。low、high、mediumのいずれかを指定できます。デフォルトは環境変数QUALITYの値です。画質の調整 |
| PNG_QUALITY | PNGファイルに関する画質を指定します。low、high、mediumのいずれかを指定できます。デフォルトは環境変数QUALITYの値です。画質の調整 |
| MIN_SIZE | 軽量化処理を行うファイルサイズの最小値を指定します。バイト単位として整数値か、10kb、1mbなどの単位付きのファイルサイズを指定できます。デフォルトは5kbです。ファイルサイズの条件 |
| MIN_SOURCE_SIZE | 設定項目MIN_SIZEのエイリアスです。旧バージョンとの互換性のために用意されています。 |
| MAX_SIZE | 軽量化処理を行うファイルサイズの最大値を指定します。バイト単位として整数値か、10kb、1mbなどの単位付きのファイルサイズを指定できます。デフォルトは5mbです。ファイルサイズの条件 |
| MAX_SOURCE_SIZE | 設定項目MAX_SIZEのエイリアスです。旧バージョンとの互換性のために用意されています。 |
| UPLOAD_ACL | S3バケットに上書きするときのACLです。privateやpublic-readなど、AWSで用意されているACLの値か、詳細なACLを復元する_keepを指定できます。デフォルトはpublic-readです。ACLの設定 |
| DESTINATION_ACL | 設定項目UPLOAD_ACLのエイリアスです。旧バージョンとの互換性のために用意されています。 |
| METADATA | S3オブジェクトを上書きするときに追加で設定するメタデータをJsonic形式で指定します。 メタデータの設定 |
| BACKUP_BUCKET | バックアップ先のS3バケット名を指定します。 元ファイルのバックアップ |
| BACKUP_PREFIX | バックアップオブジェクトのプレフィックスを指定します。元々のファイルパスの前方に/区切りで挿入されます。 元ファイルのバックアップ |
| BACKUP_ACL | S3バケットに上書きするときのACLです。privateやpublic-readなど、AWSで用意されているACLの値か、詳細なACLを復元する_keepを指定できます。デフォルトはprivateです。元ファイルのバックアップ |
| SNS_TOPIC_ARN | 軽量化を行った後に通知を送信するSNSトピックのARNを指定します。 SNS通知 |
| SNS_DEFAULT_VALUES | 軽量化を行った後に通知を送信するJSONデータのデフォルト値をJsonic形式で指定します。 SNS通知 |
| LOGGING | ログ出力モードを指定します。normalまたはdebugを指定します。デフォルトはnormalです。ログ出力の設定 |
| VERBOSE | ログ出力モードをdebugにします。 |
S3バケットによって設定を変更する場合
Lambda関数は、イベント設定によって複数のS3バケットに関連付けることができます。
環境変数はLambda関数ごとに固有なので、S3バケットによって異なる設定をする場合は、Lambda関数自体を追加する必要があります。
かんたんインストールで別のリソースプレフィックスを指定してLightFile Lambda関数をインストールすると最も簡単に関数を追加できます。